【あらすじ】
既婚の上司ジャックと恋に落ち、不意の妊娠で結婚したエミリア。
が、娘イザベルを生後3日で亡くし、時が経ってもその心の傷が癒えることはない。
毎週水曜日だけはジャックの息子ウィルが泊まっていくため、公立校へ迎えに行くことになるが、小生意気で懐いてくれない彼に手を焼く。
編入試験に失敗したウィルを支えて心を通わせたエミリアだったが、キャロリンの妊娠をきっかけにイザベルを失った悲しみがまたぶり返してくる。
次第にジャックとの夫婦仲も軋み始めると、ずっと心の奥に封じ込めてきた秘密を口にしてしまい…
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【感想】
エミリアの
略奪婚 から始まる物語だから、端っから受け付けないっていう人もいるでしょうね。
同情すべき事情はあるにしろ、エミリアはかなり
自己中で刺々しい性格 だし。
そこんとこが気にならなければ、けっこう楽しめる映画だと思うわ。
ひとつ残念なのは、エミリアがあんまり弁護士に見えないこと。
態度も話す言葉も
はすっぱ で、知的な感じを受けないのよ。
そうすると、ジャックがエミリアに惚れた理由も、結局
若くて綺麗だから っていうことになっちゃわないかしらw(^д^;)
主演のナタリー・ポートマンより、ウィル役の
チャーリー・ターハン(Charlie Tahan) に感心させられちゃったわ。
日本の子役にありがちな大げさな演技じゃなく、あくまでも自然なの。
小生意気なところも子供らしくて可愛いかったし、実母のヒステリックな姿に困惑と悲しみの入り混じった表情を浮かべるところは真に迫ってたわ。
この天才子役、成長したら恐ろしいことになるわ…とか思ってたら、ワタシすでに
『ウェイワード・パインズ』のベン役 で見てたっていうw
正直、その時はティーンエイジャーの彼に特筆すべきものは感じなかったけど、もうちょっと注目してれば違ったかも。
ま、
あのドラマを見返すことは二度とない けど!(*゚д゚)
ちなみに、妹のデイジー・ターハンもエミリアの姪エマ役で出てるのね。
終盤、エミリアがずっと抱えてた苦しみを吐き出すシーンにはビックリ!Σ (゚Д゚;)
単に娘の死を悲しんでるだけかと思ったら、そんな
重い秘密 があったとは。
それがもとでエミリアの幸せは壊れちゃう一方、そこに
あのウィル が手を差しのべるところが
脚本上のカタルシス になってるのね。
見てる側も巻き込むようなエミリアの秘密だったけど、ちゃんと救いが用意されてて、ラストも
明るい兆し を見せてくれたから後味は良かったわ。
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