シーズン15第22話「そして最後に」
And in the End…


And in the End...

スパドラの放送がとうとう 最終回 を迎えたわ。
その前に、15年の歴史を振り返る特別番組 『ER レトロスペクティブ』 も放送してくれたから、最終回の感慨もひとしお。
原語+字幕 で見ると、よりストレートに感情が伝わってきて、何度も何度も涙があふれてきたわ…。゜゜(´□`。)°゜。




【ファイナルシーズンのERの面々】
アビー・ロックハート(モーラ・ティアニー)
・ルカとの夫婦関係を再構築し、息子ジョーとともに再出発するためボストンへ

アビーはアル中問題と元ER部長モレッティとの不倫問題があって、ルカと揉めたんだったわね。
結局は 元サヤ になって良かったけど、ワタシはアビーのこと好きだったから、最後までERにいてほしかったわ。

グレッグ・プラット(メキー・ファイファー)
・爆破事件に巻き込まれてERで治療を受けるも、空気塞栓で脳死に至り死亡
シーズン14の最後で爆破事件があって、巻き込まれたのはプラットかサムか っていうクリフハンガーだったのよね。
ファイナルシーズンの第1話から、ERに大きなダメージを与える出来事だったわ。
異母弟のチャズが医学生として頑張ってるから、きっとその遺志を継いでくれるはず。

ニーラ・ラスゴートラ(パーミンダ・ナーグラ)
・恩師ドゥベンコに送り出され、ルイジアナでリハビリ医として働くレイのもとへ

ニーラって、専攻選びにしても恋人選びにしても、一貫して優柔不断 な人間だったわよね。
そのせいで迷惑を被った人はたくさんいるけど、第1位は両脚切断の事故に遭ったレイだと思うわ。
で、ニーラが最後に選んだのがそのレイ。
その先で さらなる不幸 を呼び寄せなきゃいいけど…。

サイモン・ブレナー(デヴィッド・ライオンズ)
・ニーラと真剣な交際に発展するも、性的虐待を受けた過去を秘密にしていた件で破局
さんざんニーラに振り回された挙げ句、理不尽な非難を受けて捨てられたブレナーは、ニーラ被害者の会のNo.2 だわ。
可哀相だから、最終回に唐突に出てきた美人インターンと付き合う未来を脳内補完。

★トニー・ゲイツ(ジョン・ステイモス)
★サム・タガート(リンダ・カーデリーニ)

・アレックスとサラが巻き込まれた事故をきっかけに破局
・サムが患者の老夫婦を通して思い直すに至り、ゲイツと復縁?

ファイナルシーズンいっぱい、やり直したいゲイツと事故の件を許せないサムのゴタゴタを見せられてた気がするわ。
お互いに未練があるのは見て取れたから、この復縁はきっとみんな予想してたわよね。
で、また 別れたりくっついたり を繰り返すんでしょうけど。

アーチー・モリス(スコット・グライムズ)
・潜入捜査中のクローディアと出会って交際に至り、プロポーズしてOKをもらう

最初はどうしようもない ヘタレキャラ だったモリスが、ここまで成長して 愛されキャラ になるなんてね。
最終回のひとつ手前の第21話「気分は最高(I Feel Good)」では、ワタシの モリス愛 が爆発しそうだったわ!
個人的には、足首の捻挫を診たアジア系のクリスティンとお似合いだと思ったけど。

ケイト・バンフィールド(アンジェラ・バセット)
・不妊治療は実を結ばなかったものの、ERで治療した縁で新生児を養子にする

昔、幼い息子を亡くしてやっと不妊治療を始めたけど、ちょっと遅すぎたのね。
(その子の治療にあたったのがマークだったっていうのは、回想でマークを再登場させる上手い脚本だったわ)
でも、縁あって養子をもらえることになって、赤ん坊の実母とも協力していくってことだから、みんなが幸せになれるわね。
ちなみに、夫ラッセル役のコートニー・B・ヴァンスとは リアル夫婦 なんですって。

ジョン・カーター(ノア・ワイリー)
・アフリカでの医療活動から戻り、ERに無給で復帰
・腎臓の機能低下で人工透析が必要となるも、移植手術を受けて回復
・恵まれない人のための医療施設"ジョシュア・カーター・センター"を設立
・未だ息子ジョシュアの喪失から立ち直れずにいるケムとは微妙な距離

例の ソブリキ事件 で片方の腎臓をなくしちゃったんだったわね。
で、もう片方が正常に機能しなくなっちゃって、人工透析の必要が出てきたことと、念願のジョシュア・カーター・センターの落成もあって帰国したってことかしら。
ケムとは結婚したんだかしてないんだか覚えてないけど、まだ別れてなかったのね。
『ER』の 不人気女性ゲストキャラNo.1 (ワタシ調べ。No.2はキニーシャ)のケムなんかさっさと捨てちゃえばいいのに!ヽ(`Д´)ノ
ちなみに、ワタシはアビーの 格差カップル が好きだったわ。





最終回冒頭、空きベッドで仮眠を取るモリスとそれを起こしに来るリディア っていうシーンは、第1話のマークをモリスに置き換えたもの。
思い返せば、ER屈指の名セリフ「君がリードしろ(You set the tone.)」は、マークからカーターへ、そしてカーターからモリスへ投げかけられたんだったわね。
ただ、その当時の視聴者的には 「モリスがリーダー?(゚Д゚)ハァ?」 って感じだったわよねw
カーターも自分の言ったことに笑っちゃってたしw

医師と看護師のリアルな姿 に視聴者は引き込まれたんだけど、同じように 患者もリアル よね。
医療シーンのための単なる素材じゃなく、それぞれにバックグラウンドがある生身の人間として描かれてたわ。
だからこそ、医師と看護師が患者を通して我が身を振り返ったり、まったく違う視点を得たりできるし、それに説得力が生まれるのよね。
最終回だけでも、
・徘徊を繰り返し、凍死しかけた老女
・友達との無茶な飲酒で生死の境を彷徨う少女
・出逢ってから72年間添い遂げ、夫が妻を看取った老夫婦
・長年エイズ患者として生き、ガンの治療を拒んで穏やかな死を望む同性愛者
・双子の出産と引き換えに命を落とした妊婦

とか、様々な示唆を与えてくれる患者が出てきたわ。
妊婦のケースは、シーズン1第19話「生と死と(Love's Labor Lost)」を思い起こさせるわね。


ファイナルシーズンでカーターが再登場するのに絡めて、懐かしい面子 を自然な形で見せる脚本が上手かったわね。
カーターが移植手術を受ける時には、ドナー側でダグとキャロルが関わってて、それをカーターや手術に立ち会ったベントンは知らないっていうのがまたニクいわ。
大出世した ジョージ・クルーニージュリアナ・マルグリーズ が出てくれたことにも感謝。
そして最終回には、"ジョシュア・カーター・センター"の落成パーティーに招待されたっていう名目で、ウィーバー、スーザン、ベントン(とリース)、エリザベスが。
なんだか みんな素で再会を楽しんでる ように見えたけど、きっと半分はそんな感じよねw
元恋人同士のベントンとエリザベスの微妙な距離感もリアルだったわ。

そして何よりファンを感涙させたのは、マークの娘レイチェルが医学部志望の学生としてERに戻ってきたこと よね。
レトロスペクティブで振り返りがあったけど、マークの"やり残したことリスト"のうちのひとつが 「レイチェルを諭すこと」 だったもの。
ティーンエイジャーのレイチェルはすごく反抗的だったから、マークも このままじゃ死んでも死にきれない って思いだったんでしょうね。
そのレイチェルが、父親の遺志を継いで医者を目指すっていうんだから、ここまで見てきたファンが涙をこらえられるはずないわ!(´;ω;`)ウッ…
ちなみに、レイチェル役はシリーズの途中で交代してて、初代レイチェルはイヴォンヌ・ジーマ(Yvonne Zima)、2代目はハリー・ハーシュ (Hallee Hirsh)。


ERの最高の見せ場 と言えるのが、大規模事故への対処。
ラストシーンは、変電所の爆発事故による多数の患者を受け入れる場面だったわ。
カーターに 「ドクター・グリーン」 って呼ばれたレイチェルは何を思ったかしら。
何はともあれ、ドラマは終わってもカウンティ総合病院のERは動き続ける ってことを視聴者に信じさせてくれる最高の終わり方だったわ。

ありがとう、ER。



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