第1話から重苦しいストーリーが続いて、なかなか視聴が進まなかったんだけど、ようやく結末まで辿り着いたわ。
ああ、つらかった…(´Д`;)
1回通しで見ただけだから細部はあやしいけど、主要な4つのパート に分けてざっと あらすじ を書いてみるわ。


american crime season 1

【主な登場人物(キャスト)】
ラス・スコーキー(ティモシー・ハットン)
 元ギャンブル依存症 窃盗で服役し離婚
バーブ・ハンロン(フェリシティ・ハフマン)
 ラスの元妻 貧困の中で息子2人を育て上げる 有色人種に偏見
マット・スコーキー
 ラスとバーブの長男 退役軍人 撃たれて死亡 入隊以前からドラッグを密売
マーク・スコーキー
 ラスとバーブの次男 陸軍所属
リシェル
 マークの婚約者であり上官 アジア系

グウェン・スコーキー
 マットの妻 撃たれて重体 夫婦の不仲により複数人と浮気
トム・カーリン
 グウェンの父 敬虔なキリスト教徒
イヴ・カーリン
 グウェンの母 敬虔なキリスト教徒

カーター・ニックス(エルヴィス・ノラスコ)
 ドラッグ中毒 自殺を試みるもオーブリーに救われた過去
オーブリー・テイラー
 ドラッグ中毒 カーターの恋人 8歳の時、施設から養親に引き取られる
アリーヤ(レジーナ・キング)
 カーターの姉 イスラム教徒 本名ドリーン
マイケル・テイラー
 オーブリーの養父 妻ルース 息子ブライアン

ヘクター・トンツ(リチャード・カブラル)
 ドラッグ・盗品の売人 メキシコで殺人容疑をかけられアメリカに不法入国
シビラ
 ヘクターの恋人 ヘクターとの娘アデラ

アロンゾ・グティエレス
 自動車修理工場経営 妻ロベルタと死別
ジェニー・グティエレス
 アロンゾの娘
トニー・グティエレス
 アロンゾの息子 知り合いに車を貸して小遣い稼ぎ

ナンシー(リリ・テイラー)
 犯罪被害者支援団体の代表 自らも被害者の遺族

パーマー
 モデスト市警の刑事




第1話「突然の訃報」
第2話「新事実」
第3話「救いの手」
第4話「壊れた家族」
第5話「逃亡計画」
第6話「取引」
第7話「婚約者」
第8話「デモ行進」
第9話「予備審問」
第10話「精神鑑定」
第11話「闘いの果てに」


【グティエレス一家周辺】
・犯行車両に乗っていたトニーが逮捕され、少年鑑別所で過ごしたのち保護観察処分に
・ジェニーを殴った男子高校生にトニーが不良仲間と共に暴行、再び逮捕される
・アロンゾが弁護士費用のために工場を売却し、トニーに有能な弁護士をつける
・トニーが暴行に至った理由をジェニーが告白し、釈放となる


こうして見てみると、マット殺害事件との関わりは、トニーがヘクターに車を貸したこと だけ。
そこにストーリー上の必然は無いし、身も蓋もないこと言っちゃえば、グティエレス一家まるごと不要 なんじゃない??
一家を通して伝わることは、真っ当に暮らしてるヒスパニック系移民もいるってことと、少年を矯正すべき少年鑑別所が逆に 悪の温床 になってるってことくらいかしら。
ところで、アロンゾ父ちゃんは仕事は真面目だし、男手ひとつで2人の子を育ててるしで、このドラマで一番まともなキャラだったわね。
ただ、子供たちに対して 過保護なのが玉に瑕 で、そのせいか子供2人がクソガキでイラついたわ。


【ヘクター周辺】
・トニーの供述によりヘクターがマット殺害容疑で逮捕され、カーターが実行犯と主張
・ヘクターが司法取引を受け入れ、マット殺害時にカーターが銃を持っていたと証言
・オーブリーの自白によってヘクターの証言が覆され、メキシコへ強制送還される
・ヘクターが殺人罪で裁かれるも、証人の行方不明により釈放される
・ヘクターが恋人と娘のために更生を誓い、英語を活かして職を得る


救いのない結末を迎えたキャラが多い中、ヘクターは 更生の道 を踏み出したわ。
メキシコで犯した殺人は、仲間を守るための正当防衛だったらしいけど、殺人の目撃者が消えたのは 不穏な力 が働いたんじゃないかと考えちゃうわよね。
その他にも、ギャングの一員として悪事を働いてたんでしょうし、その罪も償わずに めでたしめでたし って結末にはモヤモヤするわ。


【ラス&バーブ周辺】
・自宅で何者か撃たれてマットが死亡、グウェンが重体に
・警察から連絡を受けたラスとバーブがモデストを訪れ、息子の死を確認する
・バーブがナンシーの協力を得て黒人の白人に対する憎悪犯罪を主張
・グウェンが目覚めるも、事件に関する記憶は無し
・バーブがカーターへの厳罰を求めるデモを起こすも、アリーヤら黒人デモ隊と衝突
・マットの罪を受け入れたバーブが手を引くことを決め、ラスが彼女の銃を預かる
・ラスが釈放されたカーターを射殺した後自殺


被害者の遺族が釈放された容疑者に危害を加える っていうのはよくある展開だけど、ラスがいきなりカーター射殺っていう凶行に走ったのが腑に落ちないわ。
意気消沈したバーブに代わって、っていうのが理由だとしても、あまりにも唐突な印象。
リアリティ重視を標榜してるんだから、最後だけドラマチック (悪い意味で)にしなくてもいいのに。
残されたバーブとマーク(とリシェル)は、さらに重荷を背負わされることになったから、支え合って生きていくほかないわね。
ところで、重体だったグウェンは要介護ながら自宅で生活できるまでに回復したみたい。
複数の男と浮気してたそうだけど、義弟マークとも関係あり ってことを匂わすシーンが何度かあった気がするわ。


【カーター&オーブリー周辺】
・ヘクターの供述によりマット殺害容疑等でカーターとオーブリーが逮捕される
・オーブリーは保護観察処分に、カーターは凶器の銃とDNAの不一致により保釈決定
・アリーヤがイスラム教徒の協力を得て保釈金を用立て、カーターが保釈される
・国外逃亡を諦めた後、売人から強奪したドラッグでオーブリーが過剰摂取に
・救急車を呼んだことでカーターが再び逮捕され、殺人と憎悪犯罪の裁きを待つ
・カーターがオーブリーを想って別れを決め、それを察したオーブリーが犯行を自白
・オーブリーの精神鑑定の結果、自白能力は有り、責任能力について再鑑定が必要
・カーターの死亡を聞いたオーブリーが手首を切る


結局劇中で明示されなかったけど、ワタシは マット殺害の真犯人はオーブリー だと思うわ。
カーターがアリーヤに逆ギレ気味に語った自白が支離滅裂だったのに対して、オーブリーの自白は筋が通ってるもの。
刑事によれば、"犯人しか知り得ない情報" を含んでるそうだし。
オーブリーが自白した内容はこんな感じかしら。
 ヘクターの車でカーターがマット宅へ
→マットがドラッグと引き換えに「白人女にしゃぶらせろ」と要求
→カーターが拒否してマットの財布を盗んで去る
→カーターから話を聞いたオーブリーが別の男の銃を持ってマット宅へ
→マットがオーブリーとの行為を邪魔したグウェンを暴行し、オーブリーにも暴行
→オーブリーがマットを撃ち、逆上して向かってきたグウェンも撃つ
→逃げ出したオーブリーが銃をマーセド川に捨て、そのあと店でビール購入

「カーターは銃を触ってない」って言い切ってたのも、自分が真犯人 ってことを暗に示してると思うの。
ただ、ブライアンとその友だちにレイプされたっていう話は、本当なのか狂言なのか微妙なところね。

american crime


ってことで、シーズン1終了。
連続ドラマの性質上、映画よりも登場人物に感情移入しやすいはずなんだけど、このドラマは例外だったわ。
なんせ、クズいけ好かない奴 ばっかりなんだもの…。
そもそも、マットとグウェンの被害者夫婦がちっとも気の毒に思えないって、設定としてどうなのよ?w
で、感情移入できないとなると、ドラマを見続けるのが苦痛なこと!ヽ(;´Д`)ノタスケテ~
終盤、萎れたバーブ にはちょっとだけ同情を引かれたけど、ラスの突飛な行動でまた (・。・) キョトン だわw

第1話の感想でも書いたけど、やっぱり いっぱい社会問題を詰め込みすぎ だと思うわ。
問題の背景や登場人物の掘り下げが中途半端焦点がぼやけてドラマ全体が散漫 になっちゃってるもの。
40分強×11話 の長さがあれば、間違いなく映画よりたくさんのことを描けるけど、欲張っちゃダメってことよね。
シーズン2では、高校が主な舞台 になるみたいだから、シーズン1よりも焦点を絞った話になるかしら。
シーズン2をAXNが放送するのか分からないけど、フェリシティ・ハフマンたち同じキャストが今度はどんなキャラを演じるのか興味あるわ。



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