Proof(2005)

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【主な登場人物(キャスト)】
キャサリン(グウィネス・パルトロウ)
 ノースウェスタン大数学科中退 27歳

ロバート(アンソニー・ホプキンス)
 キャサリンの父 元シカゴ大教授 数学の天才 心の病 動脈瘤で死亡

ハル(ジェイク・ギレンホール)
 シカゴ大数学者 ロバートの元教え子 趣味でバンドのドラム担当 26歳

クレア(ホープ・デイヴィス)
 キャサリンの姉 通貨アナリスト NY在住 婚約中 リストアップ魔




【あらすじ】
心を病んで退職した父ロバートの世話をし、その最期を看取ったキャサリン。
葬儀を前に、父の元教え子ハルが父の遺した103冊のノートを調べたいというのを許すが、彼がそのうちの1冊を持ち出すのを見咎める。
激昂し通報までした後、ハルの弁明に促されてノートの中身を確認すると、綴られていたのは父から娘への感謝の言葉。
ラッピングしてプレゼントしようとしたハルの心遣いを踏みにじったことを知り、激しい自己嫌悪に襲われる。

NYからクレアが里帰りし、ロバートの葬儀が執り行われる。
が、上っ面のスピーチに嫌気が差したキャサリンは、晩年の父の姿を赤裸々に語り、そんな父と距離を置いた参列者に悪態をついてその場を飛び出す。
葬儀後、自宅で開いた集まりにも辟易していたが、ハルと初めて心を開いて話し合い、以前から互いに好意を持っていたことを知る。
自室でキスを交わすと、急な成り行きに戸惑いながらも一夜を共にする。
満たされた気分で翌朝を迎え、ハルに父の机の引き出しの鍵渡すが、クレアの一言でその気分も吹き飛ぶ。
「NYに引っ越してほしいの。この家は売るのよ」
これまで父の世話から逃げてきた姉をなじり、父譲りの情緒不安定を直す施設まで勧められたところで、感情が爆発する。
そこへ1冊のノートを手にしたハルが割り込み、その中身を興奮気味に語り出す。
それは、数学者たちの長年の夢、素数に関する数学の定理の証明。
キャサリンは「私が書いた」と主張するも、証拠が無くては姉にもハルにも信じてもらえず、2人を罵倒して心を閉ざす。

過去、父の調子が良くなってきたことで、実家を出てノースウェスタン大へ進んだキャサリン。
父の音信不通を心配し実家に顔を出すと、雪の降る庭で"研究"に没頭する父に見せられたノートの中身は、意味の分からない世迷言だらけ。
結局、大学を中退し実家へ戻ることを余儀なくされ、目標を見失って自堕落な生活へ。
が、父に尻を叩かれると、世話の傍ら自学に励み、やがてそれが閃きを生む。
そして遂に証明を書き上げるも、もう父に理解することは無理と諦め、そっと父の机の引き出しにしまう。


件の証明の検証に取りかかったハルは、他の数学者の力を借り、それが完璧であること、そしてロバートではなくキャサリンによるものであるという結論に辿り着く。
一方、精神のバランスを崩したキャサリンは、クレアとともにNYへ引っ越すことを決め、検証の結果を伝えに来たハルの言葉にも耳を貸さない。
ハルを振り払って空港へ向かうが、NY行きの飛行機を待つうち、初めからやり直そうと思い立ち、来た道を取って返す。
シカゴ大でハルを見つけると、もう一度2人で証明の検証をすることにし、新たな一歩を踏み出す。

https://youtu.be/bUX3HdLDk-c


【感想】
有名俳優が出てるわりに地味な作品だけど、ワタシにとっては何か見返したくなる良作だわ。
数学の定理の証明 がストーリーの鍵になってるけど、そのへんの描写はそんなに詳しくは描かれてないし、とっつきにくくはないはず。
それより、登場人物の心の動き を主眼に置いてるから、感情移入もしやすいんじゃないかしら。
ただ、回想シーンが細切れになって挟まれてるから、ちょっと注意してないと 現在なのか過去なのか 混乱しちゃうかも。

グウィネス・パルトロウは、情緒不安定で扱いづらいけど放っておけない っていうキャサリンを上手く演じてたわね。
父親の数学的才能を受け継いでるがゆえに、いずれ自分も同じ状態になるんじゃないか っていう恐れが痛いくらいに伝わってきたわ。
人によってはこの演技がつらく感じるかもしれないけど、ワタシは 『HOMELAND』のキャリー役クレア・デインズ の演技で鍛えられてるから大丈夫!(`・ω・´) b

ロバート役アンソニー・ホプキンスは、キャサリンの回想と妄想の中に出てくるだけだけど、さすがの存在感だわ。
表面上はおかしなところはなさそうに見えて頭の中は崩壊してる っていう難しい人物像を見事に成立させてたもの。
ところで、劇中でロバートの病名は明示されてないけど、統合失調症とかかしら??

ハル役ジェイク・ギレンホールは、出演作によってまったく違った顔を見せるけど、この映画みたいなナチュラルな雰囲気がやっぱり一番好きだわぁ(*´∀`*)
ちなみに、同じ2005年の出演作品には、『ジャーヘッド』と『ブロークバック・マウンテン』があるのね。
劇中では、キャサリンを信じてあげなかったハルをシバいてやりたくなったけど、それだけ 数学に対してクソ真面目 っていう人物像が表れてたわ。

あと、クレア役ホープ・デイヴィスは、『ウェイワード・パインズ』のメーガン・フィッシャー役に通じるような お節介キャラ がお上手だったわw
キャサリンだけじゃなく、見てるだけのワタシまでイライラさせるなんて!(;`Д´)
とはいえ、ストーリー上は重要なキャラでもあったわね。



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