一晩留置場のお世話になったヘンリーは、エイブの店に寄ってから監察医局へ。
事故を起こした地下鉄の運転士の検視にあたると、肺水腫の所見から毒殺であることを断定し、ジョー・マルティネス刑事に告げる。
そこへ、友人を名乗る男から電話が。
「どうやって地下鉄事故を生き延びた? ヘンリー、君のような人をずっと探してたんだ」
エイブの店に駆け込むと、すぐさまNYから逃げ出す準備を始めるが、「逃げてどうする? 孤独に生きるか?」と問われて思い直す。
監察医局に"ヘンリーへ ファンより"と書かれた不気味な封筒が届く。
中身は、1955年3月18日にヘンリーが妻アビゲイルと撮った写真と、"ヘンリー・モーガン QED(証明終了)"のメモ付きの"地下鉄で15人死亡"との新聞記事。
不死であることを暴かれたヘンリーは、運転士殺害犯の特定を急ぐことに。
運転士の遺体から血を採取すると、それを自らの体に注射し、即効性と呼吸困難、指先の痺れなどから、使われた毒物がトリカブトであると断定する。
監視カメラの映像から、事故車両にヘンリーが乗っていたことを突きとめたジョー。
エイブの店を捜索すると、地下の"死の研究室"とそこに並べられた人間の臓器や拷問道具を見つける。
任意でヘンリーの聴取を始めるが、運転士の死因を心臓発作から毒殺に正した彼が犯人であるとは考えがたく、証拠もないため逮捕には至らず。
解放されたヘンリーは、もう一度運転士の遺体を調べ、注射痕と犯人のものと思しき指紋を発見。
ジョーに同行して指紋の主ハンス・コーラーの家に赴くと、その庭には大量のトリカブトが。
さらに室内で毒の抽出設備を目にしたその時、留守にしていたコーラーが帰宅するが、彼がジョーにトリカブトを投げつけてきたため逃走を許す。
その後の調べで、化学技術者コーラーの妻が3年前に地下鉄に轢かれて死亡、その時の運転士が毒殺された今回の被害者であることが判明。
さらに、残された設備や図面から、トリカブトを液状にし、グランドセントラル駅で散布するというコーラーの大量殺人計画が浮上。
ジョーとともに駅に急行したヘンリーは、散布には空調設備が使われると踏み、屋上へ。
が、人影は見当たらず、「考え過ぎか」と肩をすくめた直後、死角から現れたコーラーにジョーが右肩を撃たれる。
最愛の妻を奪われた怒れる男には説得も通じず、揉み合ううちに自身も撃たれるが、最後の力を振り絞って体当たりし、コーラーもろとも屋上から転落死する。
病院で目を覚ましたジョーは、ヘンリーからコーラーが屋上から投身自殺したと聞かされるが、覚えているのは、2人が一緒に屋上から落ちていった光景。
ヘンリーが何かを隠していることには気付くが、追及する間もなく病室の電話が鳴る。
ジョーから「あなたによ」と受話器を手渡されたヘンリーは、すぐに電話の主に気付く。
「無事だと確かめたかった。昨夜は派手に落ちたな」
「ええ、ありがとう。何がお望みで?」
「君と同じものだよ、ヘンリー。死だ。だが我々には手に入らない。我々は同類ということさ。同じ苦しみを抱え、同じ運命に呪われてる。ともに永遠に生きよう」
【感想】
ヘンリーは元々医者で、200年前、船医を務めてるときに、黒人を庇って船長かなんかに撃ち殺されたのね。
でも、
不老不死(っていうか死ぬけど生き返る) になった原因は今のところは分からないみたい。
ま、呪いの類なんだと思うけど、呪われるにしても何か原因があるんでしょうね。
死ぬ度に痛みのレベルを記録したりして、死の研究をしてるのは、
呪いを解くためのカギ を探してるんですって。
ヘンリーとエイブがどういう関係なのかと思ったら、エイブは
第2次大戦中にアビゲイルが拾って、ヘンリーに診せた赤ちゃん だったのね。
その後、ヘンリーとアビゲイルでエイブを育てて、アビゲイルが亡くなってからは、ヘンリーとエイブで世界各地を転々としてきたのかしら。
見た目はエイブの方がヘンリーより老けてるから、
逆転親子 って感じで面白いわw
ジョーの夫は弁護士で、裁判のためにワシントンDCにいて、ホテルのジムのマシンで走ってた時に心臓発作で急死したとのこと。
いかにも
裏がありそうな死に方 ね。
後々ヘンリーによって真相が明らかになる気がするわ。
それはそうと、ジョーがヘンリーに心を開くのが早すぎやしないかしら?w
ミステリーとしての脚本の質は、あんまり高くないような印象だわ。
ひねりがなくって、犯人役の
リー・ターゲセンの無駄遣い って感じ。
ま、設定からして
そんなに堅苦しく見るようなドラマじゃない ってことかしら。
あとは、ヘンリーの不老不死の謎と、"ファン"の正体が、最終回までにきちんと明らかになることを願うばかりだわ!
先行放送(字幕版):9月21日(月・祝)昼 0:30pm
※【AXN 海外ドラマ祭】で無料放送
吹替版:9月25日(金)10:00pmスタート
字幕版:9月30日(水)11:00pmスタート
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