『ウェイワード・パインズ 出口のない街』にそもそも論的ツッコミ

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クソみたいな結末 でズッコケさせてくれた『ウェイワード・パインズ』。
結末に至るまでの脚本も、そもそもの設定も、どこから手を付けていいのか分からないくらいツッコミどころがいっぱいだったわ。
以下は、時間を無駄にされたワタシの 恨み節 よ!


※「そもそも~」って何回出て来るか、暇な人は数えてみてねw

そもそもSFって、未来の技術だったり、他の惑星の技術ってことで、どんなトンデモ設定でも一応受け入れられる ってものじゃない?
でもこのドラマの場合、舞台は4028年の未来だけど、科学技術は2000年代のものだし、少なくとも冷凍保存技術は2000年までに確立されたもの。
その当時に、2000年間もまったく劣化しないコールドスリープ技術 が確立されてたなんて眉唾だわ。

そもそも、これだけの規模の計画にかかる費用を、ピルチャー・テクノロジーズだか何だか知らないけど、一企業が拠出できるわけないわ。
仮に拠出できたとしても、会計上そんな莫大な金額を隠し通すことなんて無理。
隠し通すと言えば、山の中に大規模な管理施設を建造するとか、CIAだかNSAだかの国家機関 に絶対バレるわw

ピルチャーがこの計画を始めたきっかけは、人類の遺伝子に瑕を発見したことなのよね。
たしか第6話だったと思うけど、施設内に捕らえられたアビーに驚くイーサンに対して、「これが人間の成れの果てなら何とかして救わないと」 って言ってたの。
……でも、ちょっと待って。
ピルチャーがこの計画を始めた時点では、人類に何らかの変化が表れることは予想できたとしても、アビーのようになるとは限らないでしょうに。
環境の悪化に適応して、人類がより強く、より賢くなる可能性 だってあったはず。
なのに、まるで未来を知ってたかのようなピルチャーの物言いには違和感を禁じ得ないわ。

そもそも、人類っていう種が滅びたって、それは 自然の摂理
盛者必衰、っていうか、自然環境を悪化させた人類の自業自得なんだから、受け入れるべきよ。
まあ、それを拒否する人もいるでしょうから、そういう人の中から希望者を募って冬眠させるのなら分かるわ。
そうでない人を勝手に誘拐して冬眠させるなんて、エゴ以外の何ものでもない じゃない。
絶望してる人を選んだって言ったって、正当化することなんてできないわ。

管理施設のスタッフは洗脳されてるってことだけど、そんなことができるんだったら、町の住民も洗脳すればいい んじゃない?
そうすれば、あんな掟も残虐な処刑も必要ないもの。
そもそも、スタッフが町の住人を管理するっていう二重構造なんて必要ないし、"町"の体裁を取る必要もないってことなんだけど。

最終話を見終わっても残った疑問は、アダム・ハスラーっていう存在
2014年のシーンでは、ピルチャーと会って計画に加担してたふうに描かれてたけど、自分まで2000年後の世界に来てたのが謎だわ。
思い直したのか、「できればやめたい」みたいなこといってたから、洗脳されてたにしてはヘンだし。
で、その答えを、原作を読んだサフィラさんが教えてくれたわ。

原作では、ハスラー捜査官は2013年にピルチャーのプロジェクトの話を聞かされ、協力した男。
テレサに惚れてて、2000年後イーサンを目覚めさせずにテレサと一緒にならせてくれ、とピルチャーに頼んで計画に乗ったのですが、どういういきさつか2巻目では、終始壁の外でアビーと戦ってる役。
テレサもイーサンと夫婦円満に見えて、実はハスラーの帰還を心待ちにしてたみたい。
http://ameblo.jp/saphira-ricky/entry-12054419748.html

なんと! 原作では ハスラーとテレサが不倫 してたとは!ガ━━(゚ロ゚ノ)ノ ━━ン!
ドラマではそんな重要な設定をすっ飛ばしちゃったから、ハスラーっていうキャラの存在理由が分からなくなっちゃったのね。
おかげで、なぜか2000年後の世界にいて、なぜか町の外で偵察隊をやってる、謎キャラ になっちゃったわw

アビーっていう生物の設定も ユルユル よね。
ただ 人間を捕食する本能 だけに突き動かされてるのかと思いきや、最終話では、それ以上の執着でイーサンたちを追いかけて来るし。
一方で、エレベーターの金属製であろう床を素手で突き破ったり、圧倒的な戦闘能力があるのかと思ったら、普通に銃で倒せたり、ケイトに殴り殺されたり。
ずいぶん 都合のいい生物 だこと。
ハスラーが意思の疎通ができる個体もいるとか言ってたけど、最終話でそんなこと言われても意味ないわw


ここまでは設定や脚本の粗について文句垂れてきたけど、ある意味これらは許せるの。
でも、製作者が積極的に嘘をついてる部分 があって、こっちはどうにも気に入らないわ。
細かいことではあるけど、冬眠する時と目覚めた時のピルチャーはフサフサ頭。
なのに、その前にあたる、2014年にハスラーと話してたシーンでは、4028年の姿と変わらないハゲハゲ頭。
つまり、ハゲハゲ→フサフサ→ハゲハゲ っていう不自然な髪の増減。
シャマランが、2014年のシーンとウェイワード・パインズのシーンを同じ時代だと視聴者に思い込ませるためにやった小細工ってことね。
ミスリードしようとするのはいいんだけど、やっちゃいけないこと もあるのよ。


ってことで、これにて『ウェイワード・パインズ』の愚痴は終了。
記憶から抹消にかかるわ!(*`д´)

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コメント

  1. Rick | -

    Rickyさん
    まとめてくれてありがとうございます。
    私も終わりを見たときに「はっー?!」となっちゃった。結局振り出しか!まぁ、最初の3話くらいは良かったと思いますww
    今後もよろしくね!

    ( 05:07 )

  2. Ricky247 | -

    Rick さん

    なんだか文句ばっかりになっちゃったけど、ワタシも前半は楽しんでたのよぉ。
    だから余計にこんな結末なのが許せなくって、ついついを吐いてしまったの。
    Rickさんも、また面白いドラマ情報があったら教えてね~(・∀・)ノ

    ( 01:31 )

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