【ファイナル】ブレイキング・バッド5-9「汚れた金」
Blood Money


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【あらすじ】
悪ガキがたむろする廃屋に車で乗り付けた52歳のウォルター。
周りを囲むフェンスをこじ開け、ドアの錠を破って入ったそこは、かつてのホワイト家。
壁にペンキで"HEiSENBERG"と書かれたリビングを抜け、奥の部屋に入ると、コンセントカバーの裏に隠したリシンを回収する。


トイレから『草の葉』を持ち出したハンクは、腹痛を言い訳に、マリーを連れてホワイト家を後にする。
あまりに信じがたい"W.W."の正体に、帰りの車中でパニック発作に見舞われ自損事故を起こして病院に運ばれるも、幸い怪我はなし。
家に帰って『草の葉』のメッセージとゲイルのラボノートの筆跡を比べてみると、疑惑が確信へと変わる。
休暇を取り、DEAから捜査資料を取り寄せると、独りガレージにこもって膨大な量のそれを洗い直す作業にかかる。

洗車場の経営に専念したウォルターは、資金洗浄を進めるため新たな店舗を設けることをスカイラーに提案し、好感触を得る。
が、そこへリディアが現われ、新たな火種が。
methの品質が68%まで落ちたために、数日間指導に戻って欲しいと懇願されるも、「私はもう手を引いた」と撥ねつける。
ウォルターからその件を聞いたスカイラーは、「二度と現れないで」とリディアを追い払う。

自暴自棄に日々を過ごすジェシー。
500万ドルの詰まったバッグを手にグッドマン法律事務所へ出向き、その半分をケイリーに、もう半分をドリューの両親に渡してほしいとバッグを置いていく。
ソウルから連絡を受けたウォルターは、抗ガン剤の投与を終えたところでジェシーの家を訪問。
以前"血で汚れたカネ"と言ったことがジェシーを愚行に走らせたことを知り、自分も足を洗ったことを告げて共に前向きに生きるべきことを説く。
が、仲間を殺されたマイクからの報復を恐れていないことを指摘され、「マイクを殺してない。絶対に」と取り繕うので精一杯。

家族での夕食中、吐き気を催したウォルターは、慌ててトイレに駆け込み、制吐剤を飲む間もなく便器に突っ伏す。
一息ついてふと雑誌に手を伸ばすが、その下にあるはずの『草の葉』が見当たらない。
スカイラーに聞いても『草の葉』の行方は分からず、一方で、ハンクがトイレから出てすぐに帰ってから、仕事を休み続けているとのこと。
不安に駆られて車の裏側を探ると、そこにはガスの追跡の時に使ったのと同じGPSトラッカーが。
一方、ホームレスから物乞いをされたジェシーは、小銭ではなく札束を渡して車で走り去る。
そのまま貧しい地区までやって来ると、タガが外れたようにところ構わず札束をばら撒いていく。

ガレージで資料の精査を進めるハンクだったが、ウォルターの不意の訪問を受け、慌てて資料を隠す。
ウォルターから見舞いの言葉をかけられ、どうにか平静を装うも、帰り際の彼にGPSトラッカーを突き付けられたことで一気に局面が変わる。
シャッターを閉めるや、ウォルターを殴りつけ、彼が犯した罪を挙げていく。
マリーが病院に運ばれたという嘘の電話を指示したこと、保身のために10人の証人を殺したこと、老人ホームに爆弾を仕掛けたこと。
「ハイゼンベルクはお前だ。絶対にお前をムショ送りにする」と言い渡し、ウォルターが「私を逮捕すれば家族はおしまいだ」と持ち出しても怯むことはない。
追いつめられたウォルターは、最後のカードを切る。
「ガンが再発した。君が捕まえたい男は6か月後にはいない」
「お前は誰なんだ」と心底から問うハンクに、「本当の私を知らないなら、このまま知らない方がいい。下手に探らないことだ」と警告めいた答えを返す。


【感想】
ついに 来るべき時が来た のね…。
どんなときもウォルターの味方だったハンクが、今や最大の敵に。
シャッターを閉めてからのハンクの目がほんとに怖かったわ。
ハンクが真相に気付いてることに気付いてるウォルター と、自分が真相に気付いてることにウォルターが気付いてるか分からないハンク (ややこしい)の繊細な芝居はさすがね。

きっと、前回のMRIでウォルターの ガン再発 が分かったのね。
一般的には絶望的な死の宣告でしかないんでしょうけど、ウォルターにとっては、告発を免れるための切り札 になり得るなんて。
最後まで練られた脚本に、あらためて感服するわ。
でも、これに乗ってくれるかはハンク次第ってことね…(´Д`;)

ジェシーは完全に ウォルターの嘘 に気付いてるわね。
マリワナ漬けでボーッとしてるようでいて、
 ウォルターがマイクの仲間を始末
→マイクが生きていれば黙っていない
→なのにウォルターが安穏と暮らしている
→マイクが死んだことをウォルターは知っている

っていう論理的思考が出来てるあたり、まだ大丈夫そうだわ。
ところで、血で汚れたカネなんかケイリーやドリューの両親に渡していいのかしら?
知らぬが仏 的な判断?w

ウォルターはmethの精製を トッド に任せたってことかしら??
真面目に取り組んでた彼だけど、たった数ヶ月ですべてを会得するのは荷が重かったみたいね。
さて、ヤバい状況に追い込まれたリディアが次にすがるのは…?

スカイラーがひとつのベッドに寝るところまでウォルターを許せてたのがビックリだわ。
信頼関係なんて粉々にぶっ壊れてたし、あんなに 嫌悪感丸出し だったのに。
こんなに家庭が好転したっていうのに、行き着く先は 荒れ果てたホワイト家 なのね…((;゚Д゚)ガクガクブルブル

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コメント

  1. リタミツコ | R3CmE9q6

    S5Ep9 観ました

    おぉ、ジェシー、節分の豆まき?!@鬼は~外
    汚れた金に耐えられないジェシーは、やはり根っこの部分では、イイ人なんですね←最終シーズンもかわいがっている

    ハンクvsウォルターのガチ対決、とうとう来ましたー!
    くらくらして事故っちゃうほどのハンクの憤怒が、名演技で表されていましたね。
    シャッターを閉じてからの火の出るような応酬、見応えありました。
    こんな、美男子でもないおっさん2人の演技合戦を見られるだけ、やっぱりアメリカのTV視聴者は恵まれてます。日本のテレビドラマでは久しく見ない場面です(かつてTV黄金期には、日本でも見られたと思いますが)

    この対決シーン、一見ウォルターがハイゼンベルグであることが明らかになったように思えて、その実、今の時点ではまだウォルターは最後までシラを切りとおしていましたね。
    刑務所の話にしても「“仮に”私だとして…」みたいな言い方で。
    ハンクは決定的に「ウォルターはクロ」判定ですが、ウォルター側はすぐに逃走するってことにはならないのかな、とその点が気になりました。

    トッドをメス製造助手にしていたのは、この、品質低下問題の伏線だったのですね。
    極道の妻スカイラーに追い出されていた、白湯女リディアの反撃が心配です。

    いつのまにか夫婦仲が戻っているのは、ガン再発の皮肉を際立たせるための演出でしょうか。Ricky247さんのおっしゃるように、夫婦仲の回復が、かなり唐突に思えました。
    2人の亀裂は、えらく深刻でしたよねぇ?仲よく洗車場経営してるなんて意外でした。

    ショッキングなほどに廃虚となったホワイト邸、リシン回収の理由、隣人キャロルの反応…と、「一体何があったのか、おしえてーー!」と、うずうずする伏線の張りっぷりでしたね。早く次回プリーズ♪

    ( 22:17 [Edit] )

  2. Ricky247 | -

    リタミツコ さん

    > おぉ、ジェシー、節分の豆まき?!@鬼は~外
    > 汚れた金に耐えられないジェシーは、やはり根っこの部分では、イイ人なんですね←最終シーズンもかわいがっている

    ワタシがもし万が一お金をばら撒くとしたら、ビルの屋上からバサーッといきたいわw
    「さあみんな拾いなさ~い!」ってw
    ジェシーもさんざん悪いことしてきた気がするけど、いざとなると腰が引けちゃうとこが可愛いのよね←ワタシにもイイコイイコさせて

    > ハンクvsウォルターのガチ対決、とうとう来ましたー!
    > くらくらして事故っちゃうほどのハンクの憤怒が、名演技で表されていましたね。
    > シャッターを閉じてからの火の出るような応酬、見応えありました。
    > こんな、美男子でもないおっさん2人の演技合戦を見られるだけ、やっぱりアメリカのTV視聴者は恵まれてます。日本のテレビドラマでは久しく見ない場面です(かつてTV黄金期には、日本でも見られたと思いますが)

    クライマックス感出てきたわねー!(( ;゚Д゚))ブルブル
    でもまだ6話もあるんだから、この先どうなっちゃうの!?っていうw
    おっさん2人の演技力が如何なく発揮されてて、対決シーンはほんとに息が詰まったわ。
    今さらながら、キャスティング担当の慧眼にお礼を言いたい気分よ!
    残念ながら、日本の俳優でこのレベルの演技ができる人が思い当たらないわ。
    もう日本のドラマを見なくなって久しいからかもしれないけど。

    > この対決シーン、一見ウォルターがハイゼンベルグであることが明らかになったように思えて、その実、今の時点ではまだウォルターは最後までシラを切りとおしていましたね。
    > 刑務所の話にしても「“仮に”私だとして…」みたいな言い方で。
    > ハンクは決定的に「ウォルターはクロ」判定ですが、ウォルター側はすぐに逃走するってことにはならないのかな、とその点が気になりました。

    ウォルターったら、往生際が悪いっていうか、粘り強いっていうかw
    ま、ガレージにカメラやマイクがある可能性も考えてのことかもしれないわね。
    ウォルターは今こそソウルに"人消し屋"を紹介してもらうべきかしら…。

    > トッドをメス製造助手にしていたのは、この、品質低下問題の伏線だったのですね。
    > 極道の妻スカイラーに追い出されていた、白湯女リディアの反撃が心配です。

    ウォルターはこの品質低下の事態を想定してたのかしら?
    ちょっとトッドのことを買い被ってたところもあるのかもしれないわね。
    リディアは今度はジェシーに接触したりするのかしら…?
    ま、とりあえず白湯でも飲んで落ち着いてもらいましょw

    > いつのまにか夫婦仲が戻っているのは、ガン再発の皮肉を際立たせるための演出でしょうか。Ricky247さんのおっしゃるように、夫婦仲の回復が、かなり唐突に思えました。
    > 2人の亀裂は、えらく深刻でしたよねぇ?仲よく洗車場経営してるなんて意外でした。

    夫婦仲が戻ったように見せかけてる、っていうんなら理解できるんだけど、そういう感じでもないのよねえ。
    ウォルターの前でふてぶてしく煙草プカプカしてたスカイラーは幻だったのかしら??(´Д`;)
    あれの影響があったのかは分からないけど、再発を聞いたらスカイラーはどういう反応を示すのか、興味深いところね。

    > ショッキングなほどに廃虚となったホワイト邸、リシン回収の理由、隣人キャロルの反応…と、「一体何があったのか、おしえてーー!」と、うずうずする伏線の張りっぷりでしたね。早く次回プリーズ♪

    ファイナルシーズンの後半開始も、やっぱりフラッシュフォワード的なシーンから始まるのね。
    これからこの間が埋まっていってパズルが完成した瞬間、ワタシたちどうなっちゃうのかしらね…(`・д´・;)ゴクリ

    ( 01:03 )

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