【ファイナル】ブレイキング・バッド5-7「私の名は…」
Say My Name


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【あらすじ】
荒野、ジェシーとマイクを従えたウォルターは、商売敵のデクランと対峙し、取引内容の変更を持ちかける。
それは、製造はこちらに任せてデクラン側が販売に専念すれば、売上の35%の取り分を約束するというもの。
ただし、マイクに紹介料として500万ドル払うことも条件。
「お前の使い走りになる気はない」と拒むデクランに、互いの製品の純度が段違いであることを挙げ、どちらがより稼げるかを示す。
それでも、舐めきった態度で「何者だ?」と問われると、「すでに知ってるはずだ。私はメスを作り、ガス・フリングを殺した男だ」と返し、「私の名は?」と逆質問。
「…ハイゼンベルク」――デクランのその答えは、承諾と同義。


脱退するマイクから留意点が2つ。
ガス時代の関係者9人に払う"レガシーコスト"は自分が負担することと、DEAの盗聴器はなるべく早く回収すべきであること。
ウォルターからの感謝と謝罪の催促を無視すると、「たぶんまた会えるよな」と別れを惜しむジェシーに対し、「いやこれで最後だ。自分の道を見つけろ」と固い握手を交わしてお別れ。
それを目にしたウォルターは、ジェシーの脱退を先延ばしにし、隠しておいたメチルアミンを引き取りに洗車場へ。
「これは何? なぜ隠すの?」と質問を浴びせてくるスカイラーを黙殺すると、タンクを車でバモノス・ペストへ運ぶ。

マイクは関係者9人の代理人を務める弁護士ダンとともに銀行へ。
ダンへの指示は、9つの貸金庫に、いつもどおり各家族への口止め料を入れておくこと。
そして、一番大きな貸金庫に、"18歳の誕生日に"というケイリーへの手紙を添えて、入るだけの現金を詰め込んでおくこと。
一方で、盗聴器によりDEAの家宅捜索の動きを察知すると、パソコンや銃器の一切を処分。
また、空港の駐車場に停めた車に逃亡用のバッグを準備、キーは適当な場所に隠しておく。
自宅へ戻ると、息巻いてやって来たハンクたちDEAを余裕で迎える。

改めて話をするためウォルターのもとを訪れたジェシー。
「新しいラボはお前に任せるよ。もう一人前だ」と出鼻を挫かれるも、怯まずに取り分を貰って脱退する意向を伝える。
それでも、称賛、侮蔑、共感など、あの手この手で引き止められ、双方感情をぶつけ合った末に、話し合いは物別れに終わる。

マイク宅の捜索がまったくの空振りに終わり、ハンクは上司からマイクに関する捜査の打ち切りを命じられる。
が、ガスの関係者9人全員が同じ弁護士を使っている点に目をつけ、その弁護士ダンを洗うようゴメスに指示。
いつものように銀行にやって来たダンが捜査の網にかかる。

ジェシーに背を向けられたウォルターは、トッドを新たな助手とし、精製を再開する。
化学の知識ゼロのトッドに期待はしていなかったが、指示どおり真面目に取り組み、作業を覚えるまで報酬も要らないという姿勢も好印象。

盗聴器を回収するためDEAのハンクを訪ねたウォルターは、設置の時と同じ手法で任務完了。
これで一安心と思われたが、ゴメスとハンクの会話が耳に入ってくる。
「落とせそうだ。寝返るぞ」
「エルマントラウトも終わりか。ヤツを捕まえるんだ」

公園のブランコで遊ぶケイリーの後姿に、マイクは目を細める。
そこへダンから「会って話したい」と電話を受け、違和感を覚えながらも公園の場所を教える。
直後、今度はウォルターからの電話。
「DEAが向かってる。誰かが寝返った。銀行に出入りしてる弁護士のようだ」
急ぎケイリーに声をかけようとするも、すでに警官の姿が。
後ろ髪を引かれる思いで公園を後にすると、ソウルに連絡して逃亡用のバッグを取ってくるよう頼むが、DEAから同様にマークされている彼も身動きが取れないとのこと。
グッドマン法律事務所で対策会議中だったため、ジェシーがその役目を買って出るが、「私がやろう。お前は抜けたんだ」とウォルターが代わって手を挙げる。

指示された場所でキーを手に入れたウォルターは、車のトランクを開け、現金・パスポート・銃が入ったバッグを持って待ち合わせ場所へ。
マイクと落ち合い、バッグと引き換えに9人の名前を聞き出そうとするも、バッグを奪い取られ、「礼はなしか」と噛みついたところから、こんな事態を招いた責任のなすり合いに。
最後はマイクが捨て台詞のあと車に乗り込んで終わりとなるが、そこでガスと比較され貶められたプライドが暴発、バッグから抜き取っておいた銃で彼を撃つ。
そのまま急発進した車が岩にぶつかって停止、慌てて駆け寄るも車はもぬけの殻で、足跡と血痕を追っていった先には、腹から出血し、銃を手にして呆然と座り込むマイクの姿が。
そっと銃を取り上げると「リディアから名前を聞けばよかった。すまないマイク」と後悔を口にするが、「いいから黙れ。静かに死なせろ」と遮られる。
しばしの静寂の後、マイクは静かに倒れ伏す。


【感想】
死んじゃダメよマイク!
事情はよく分からないけど、ケイリーの 唯一の肉親 なんじゃないの!?
お金を遺すより、そばにいてあげなきゃ!
公園に置いてきたきり、ケイリーにちゃんとお別れもできてないんだから!

ウォルターのバカバカ、アンタ何でマイクを撃つのよ!?
銃で脅すだけで、撃たなくたっていいじゃない!
マイクに 「お前が台無しにした」 って言われてたけど、そのとおりだわ!
これをジェシーが知ったらどうなることか…。

ああもうウォルターが嫌。
ジェシーのことなんか微塵も考えずに、ただただ自分のために繋ぎ止めようと必死なんだもの。
コロコロ言うこと変えて、節操がない ったらありゃしない。
あの少年の件でも白々しく「私も同じ気持ちだ」とか言ってたけど、あの 口笛 聞かれてるんですからね!
せっかくデクランと渡り合う姿で見直したとこだったのに…。

マイクは関係者9人の裏切りばっかり心配してたから、その弁護士から崩される なんて考えもしなかったのね。
ちょっと ハンクを甘く見過ぎ だわ。
コケにされて黙って引き下がるハンクじゃないもの。

指示をきちんと聞けるし、自分でメモ取ったり努力もするし、トッドは 意外とモノになる かもしれないわね。
落ちこぼれだったジェシーだって、今やウォルターに認められてるんだもの。
(引き止めるための お世辞半分 かもしれないけど)
でも、そうすると本格的にジェシーとお別れすることになっちゃう…。


ああ、何でこんなに胸が苦しいのかしら…。
とにかく 次回 が気になるわ。

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コメント

  1. リタミツコ | R3CmE9q6

    S5Ep07観ました

    うわーん、マイクがー@涙
    Ricky247さんの感想の、すべての「!」と「?!」に共感します!

    どうして、こんな歯車の狂い様になってしまったんでしょう@涙
    ただ、マイクは「ガスは完璧で、すべてウォルターが悪かった」みたいな言い方をしていましたが(そしてそれが“引き金を引く”言葉になってしまったんだと思いますが)、冷静に考えると、それはちょっと違うと思うんですよね。
    ウォルターとガスの対立の原因として大きかったのは、ジェシーの人事問題。
    でも、よーく考えると、あの人事問題に関しては、ジェシーを切り捨てようとしたガスが間違っていたわけで。
    結局、ジェシーは“役立つ人材”であり、それがもっとも表れたのが、メキシコから、毒が回ったガス&撃たれたマイクを、ジェシーが救出した場面でしたよね。
    あの件以降、マイクだってジェシーがお気に入りだったじゃありませんか。
    人間万事塞翁が馬のように、結局、ジェシーを守ったウォルターの判断が正しかったのでした。
    最後のシーン、憎まれ口をたたかずにマイクが去れば、ウォルターは撃たなかったんでしょうか(バッグの中の銃を抜いておいたのは、単なる用心のためだったとか?)
    最後、後悔の言葉を口にして人間的なところを見せていたものの、今シーズンになってからのウォルターの“嫌な奴化”は否めませんね。
    今回ラストの最大の愚行以外にも、あの口笛も不謹慎だったし、今回なんのかんのジェシーを引きとめ、ジェシーの苦悩を理解しようとしない姿勢に、ブーイングbyリタミツコでした。

    弁護士のほうから切り崩すとは、あいかわらず、冴えてるハンク!
    上司に報告書の遅れを叱られながら、ねばって頑張った甲斐がありました。
    いよいよラストシーズンですから、いずれ、ハンクvsウォルターのラスボス対決になるのですよね?@ドキドキ
    しかし、菓子作りが趣味のあの弁護士は見るからにトロそうで、あそこから綻ぶのは目に見えていたような…ソウルが「なぜ自分に頼まないんだ」と怒るのも分かります。
    マイクだったら、もっと切れモノでスキがない弁護士を選びそうです(=女性行員の態度がいつもと違うのにピンときて、逃げられるような切れモノ):この辺り、Ricky247さんの「シーズン4での終了を考えてた」説にうなずける要因です。
    “負の遺産”を含め、今シーズンで急に考えた設定っぽいかな~。

    トッドは、今のところ勤勉な助手になりそうですね。
    しかし、ゲイル以来、助手問題はトラブルの原因になるのがBBの伝統(?)
    トッドも、いずれ何かのトラブルの原因になるのかとドキドキです。

    マイクが、孫娘にお別れを言えなかったことに、胸が痛みます。
    命懸けで彼女のために残したお金も、当局に没収されてしまうのでしょうか(泣)

    “涙”な感想のまま1週間ひきずるのも何なので、最後はおちゃらけ感想を一席:
    冒頭、デクランとの話し合いに向かう車中の3人を後ろから映したショット:ジェシーまでもが髪を剃ってしまった今、「どちらのお寺さんのご一行ですか?」と尋ねたくなるビジュアルでした。
    えー、おあとがよろしいようで…。

    ( 10:14 [Edit] )

  2. Ricky247 | -

    リタミツコ さん

    > うわーん、マイクがー@涙
    > Ricky247さんの感想の、すべての「!」と「?!」に共感します!

    こういうとき、このやるせない気持ちを共感してくれるリタミツコさんの存在が、いつにも増してありがたいわぁ(;人;)
    一晩寝ても、まだ胸のあたりがモヤモヤしてるくらいなの。

    > どうして、こんな歯車の狂い様になってしまったんでしょう@涙
    > ただ、マイクは「ガスは完璧で、すべてウォルターが悪かった」みたいな言い方をしていましたが(そしてそれが“引き金を引く”言葉になってしまったんだと思いますが)、冷静に考えると、それはちょっと違うと思うんですよね。
    > ウォルターとガスの対立の原因として大きかったのは、ジェシーの人事問題。
    > でも、よーく考えると、あの人事問題に関しては、ジェシーを切り捨てようとしたガスが間違っていたわけで。
    > 結局、ジェシーは“役立つ人材”であり、それがもっとも表れたのが、メキシコから、毒が回ったガス&撃たれたマイクを、ジェシーが救出した場面でしたよね。
    > あの件以降、マイクだってジェシーがお気に入りだったじゃありませんか。
    > 人間万事塞翁が馬のように、結局、ジェシーを守ったウォルターの判断が正しかったのでした。
    > 最後のシーン、憎まれ口をたたかずにマイクが去れば、ウォルターは撃たなかったんでしょうか(バッグの中の銃を抜いておいたのは、単なる用心のためだったとか?)
    > 最後、後悔の言葉を口にして人間的なところを見せていたものの、今シーズンになってからのウォルターの“嫌な奴化”は否めませんね。
    > 今回ラストの最大の愚行以外にも、あの口笛も不謹慎だったし、今回なんのかんのジェシーを引きとめ、ジェシーの苦悩を理解しようとしない姿勢に、ブーイングbyリタミツコでした。

    マイクのあの憎まれ口は、ワタシも同意しかねるわ。
    どの程度本心からの言葉なのかは分からないけど、だいぶガス時代を美化してるわよね。
    ガスとの間には、ウォルターとの間にはない信頼関係とか歴史があったんでしょうから、仕方ないことではあるけど。
    ジェシーを巡っては、マイクとウォルターの間でずっと手の引っ張り合いをしてた印象。
    でも最後は、「自分の道を見つけろ」って手を離したマイクと、「お前は辞めない。去ったりしない」って意地でも手を離さないウォルターと、どっちが本当にジェシーのことを思ってるかってことよね。
    マイクがいなくなっても、ジェシーがウォルターのもとに戻ってくることはないでしょうね。
    最後のシーンは、ウォルター自身にとっても思いがけない行動だったと思いたいわ。
    銃を取ったのも、マイクを攻撃するためっていうより、マイクに攻撃されないためかと。
    それでもウォルターを擁護する気なんかまったく起きないわね。

    > 弁護士のほうから切り崩すとは、あいかわらず、冴えてるハンク!
    > 上司に報告書の遅れを叱られながら、ねばって頑張った甲斐がありました。
    > いよいよラストシーズンですから、いずれ、ハンクvsウォルターのラスボス対決になるのですよね?@ドキドキ
    > しかし、菓子作りが趣味のあの弁護士は見るからにトロそうで、あそこから綻ぶのは目に見えていたような…ソウルが「なぜ自分に頼まないんだ」と怒るのも分かります。
    > マイクだったら、もっと切れモノでスキがない弁護士を選びそうです(=女性行員の態度がいつもと違うのにピンときて、逃げられるような切れモノ):この辺り、Ricky247さんの「シーズン4での終了を考えてた」説にうなずける要因です。
    > “負の遺産”を含め、今シーズンで急に考えた設定っぽいかな~。

    > ハンクvsウォルターのラスボス対決
    やっぱり、行き着くところはそこなのかしら…(´・ω・`)
    どんどん人間関係が壊れていくこのドラマにあって、残り少ないホッとする関係なのに。
    ま、ハンクの有能さから考えれば避けられないわよね。
    慎重派のマイクにしては、弁護士の選定っていう重要な点で痛いミスをしたもんだわ。
    でも、好意的に見れば、正直で過剰な欲がなくて継続的な仕事には向いてる弁護士ではあったかも。
    裏を返せば小心者とも言えるから、それが裏目に出ちゃったんだけど。
    ワタシの「シーズン4での終了を考えてた」説は、リタミツコさんのコメントに触発された、単なる思いつきよ~w
    それでも同意してもらってうれしいわ(´∀`)

    > トッドは、今のところ勤勉な助手になりそうですね。
    > しかし、ゲイル以来、助手問題はトラブルの原因になるのがBBの伝統(?)
    > トッドも、いずれ何かのトラブルの原因になるのかとドキドキです。

    あぶないあぶない(;´Д`)
    単純なワタシはもうトッドに気を許しそうになってたわ。
    助手選びは計画的に、だわね。
    でも、ゲイル自身は悪いことしてなかったわよね。
    とんでもない変人だったけどw

    > マイクが、孫娘にお別れを言えなかったことに、胸が痛みます。
    > 命懸けで彼女のために残したお金も、当局に没収されてしまうのでしょうか(泣)

    マイクはさぞ心残りだったでしょうね…。
    これからケイリーが施設に預けられ、里子に出され……なんて勝手な想像して泣けてきちゃうわ。・゚・(ノД`)・゚・。
    言われてみれば、貸金庫のお金も押さえられちゃったのよね。
    ソウルがうまいこと抜け道を見つけてくれればいいんだけど。

    > “涙”な感想のまま1週間ひきずるのも何なので、最後はおちゃらけ感想を一席:
    > 冒頭、デクランとの話し合いに向かう車中の3人を後ろから映したショット:ジェシーまでもが髪を剃ってしまった今、「どちらのお寺さんのご一行ですか?」と尋ねたくなるビジュアルでした。
    > えー、おあとがよろしいようで…。

    見返してみて、ワタシもちょっと心が軽くなったわw
    あのアングルは、それを狙ってたのかしらw
    でも、もう見られない3ショットなのね…(;_;)
    (とまた自分で落ちていくネガティブなワタシ)

    ( 12:16 )

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