ジェイク・ギレンホール、『ブロークバック・マウンテン』とヒース・レジャーについて語る

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スターチャンネルで『アクターズ・スタジオ・インタビュー(原題:INSIDE THE ACTORS STUDIO)』をやってたから見てみたわ。
今回は ジェイク・ギレンホール がゲストで、本国放送は2013年のもの(日本で初放送なのかは分からないわ)。
この番組についてちょっと説明しておくと、アメリカの名門演劇学校アクターズ・スタジオが主催するトーク番組よ。
俳優や監督なんかをゲストに招いて、司会のジェームズ・リプトンさんがゲストの魅力を存分に引き出してるわ。
たまにNHKでも放送されたりするわね。
で、今回ジェイクが 『ブロークバック・マウンテン』 とそこで共演した ヒース・レジャー について語ってたから、番組のそのパートだけ字幕を書き起こしてみたわ。



12分ごろから


――『ブロークバック・マウンテン』出演の経緯は?

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』の撮影中、ロンドンからアン・リーに会いに行った。オーディションとは知らずにね。NYのオフィスでアン・リーに会ったんだけど、ぎこちない雰囲気だったよ。彼は無口でね。彼は何度かうなずいて何か言ったけど、内容がよく分からず僕は適当に答えて帰った。すると翌月オファーが。

――共演者は?

ヒース・レジャー。

――興味深い事実があります。『ブロークバック・マウンテン』はロマンス映画の歴代興行収入第12位です。何かを証明していますね。2人の関係が誠実に描かれたことですべてを超越して普遍的な物語となった。ヒースと協力して関係を築いていった?

彼とは前から知り合いだった。『ムーラン・ルージュ』のオーディションでね。彼は何かベラベラとしゃべってたな。「気に入った」と思ったのを覚えてる。愛すべき奴だった。『ブロークバック・マウンテン』でアン・リー監督が僕らを組ませたがった。「ヒースと僕?」と思ったけど、とにかく引き受けた。

――2人はゲイかバイか孤独な異性愛者か、議論されています。意見は?

見る人の感じ方次第だけど、僕はゲイのラブストーリーだと思う。そしてとても孤独な2人の人間の物語でもある。悲痛なほどに愛を求め合っている。だがどこに行っても見つけることはできない。そして運命の相手を見つけた。これは愛の物語だよ。

――気まずいシーンでも臆せず演じるそうですが、この作品ではどうでしたか?

他の気まずいシーンと何も変わらない。

――種類は関係ない?

ああ、セックスは簡単だ。難しいのは親密さを表現するシーンだ。そういったシーンはとても落ち着かないよ。誰かと知り合い、自分をさらけ出すのは苦手だ。出身地や人間性、性的指向は関係ない。とても気まずい。自分をさらけ出すのは落ち着かないよ。

――あなた方の性的指向について噂が立ちました。仕方ありません。褒め言葉だと思う?

そうだね。最大級の賛辞だ。俳優の演技を見て深く信じてくれるんだからね。俳優なら分かると思うけど最高の気分だ。観客が信じてくれたら成功だよ。

――映画の最後の数分、ジャックの死を知り、イニスが悲痛な反応を示します。『ブロークバック・マウンテン』を語るには、ヒースの死に触れずにはいられません。何を思いましたか?

とてもつらいことだったよ。僕らはいつも多くの人と関わってるし、愛する人を亡くす。一緒に仕事をした人が死ぬこともある。でも、彼の死は僕には説明がつかない。考えても無理だ。ヒースとミシェル・ウィリアムズの間には娘もいる。僕らは家族同然で、身内を失った気がしたよ。いまでも同じ気持ちだ。ヒースには素晴らしい才能があった。でも、彼がこのさき成し遂げたであろう偉業は見られない。その事実に僕は胸が張り裂けそうだ。俳優としての彼の姿も、残された作品でしか見ることができない。

――『ブロークバック・マウンテン』の名シーンをどうぞ。

(ブロークバック・マウンテンでジャックがイニスを責めるシーン)
一緒に良い人生を送ることもできた。僕たちの牧場で。でもお前が拒んだ。俺たちにはこの山だけだ。すべてはここから始まった。他には何もない。20年近くで会えたのは数回だ。なのに俺を束縛しメキシコ行きを責め、渇きをいやした俺を殺したいと? お前には俺の苦しみが分からない。俺はお前とは違う。年に数回の行為では満足できない。もう耐えられない。ひどい奴だよ。いっそ別れられたら…。



ヒース・レジャーの名前を口にした後、ジェイクがわずかに目を伏せたのが印象的だったわ。
ヒースの死について問われた後、一呼吸おいて話し始めたことも。
「彼の死は僕には説明がつかない。考えても無理だ」 っていうのは、ジェイクの正直な気持ちなんじゃないかしら。
ヒースとの特別な関係(変な意味じゃなく)を突然断ち切られたことは、長い時間をかけても整理がつかないことかもしれないわね。

『ブロークバック・マウンテン』についてのパートでは、終始真剣な面持ちでいたジェイクだけど、他のパートではユーモアたっぷりに質問に答えてたわ。
Fワード もたっぷりにw
ブラッドリー・クーパーの回でも思ったけど、ここに出て来るような超有名ハリウッド俳優って、俳優である以前に、すごく人間的な魅力に溢れてるわよね。
子供みたいに純粋な笑顔を見せたかと思えば、現実的な大人の意見を語ったり。
そういう深みのある人に俳優としての技量が備わって、スター ってものが生まれるのね。
現在の日本の映画やテレビドラマで、そういう魅力ある俳優を探すのは……(;´д`)=3

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