ブレイキング・バッド3-12「憎しみの連鎖」
Half Measures


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【あらすじ】
スカイラーから洗車場の件でせっつかれるウォルターだったが、自分が逮捕された場合でも妻の関与無しを主張できるよう、反対の立場を崩さない。
さらに、家族のために犯罪にまで及んだ夫が別居中では説得力がないため、スカイラーに別居解消を持ちかけ、交渉の末、週に4回の家族での夕食と家の鍵を勝ち取る。
コンボを殺したギャングがBlue methを売っていることを知ったジェシー。
仕事終わりにウォルターを飲みに誘ってそれを打ち明け、11歳の少年に殺害を実行させたギャングの非道ぶりを訴える。
そして復讐計画(馴染みの娼婦ウェンディがギャングに差し入れるハンバーガーに毒を入れる)を説明し、トゥコの件で使おうとしたリシンを所望。
ウォルターからは「バカな考えは捨てるんだ。お前も私も人は殺せない」と止められるも、その決意は揺るがない。

ジェシーの激昂ぶりを危惧したウォルターは、ソウルを交えて話し合いを持とうとするも、当人が現れる様子は無し。
緊急避難として、ジェシーを軽微な罪で逮捕させることをソウルに提案し、「手配しておこう」との返事にひとまず安心する。
が、スカイラーの留守中の自宅でホリーの面倒を見ていると、急な来客が。
突然やって来たマイクは、ソウルから聞いた計画に関与しないことを告げたうえで、自分がガスに仕える身であることを明かす。
そして、昔警官をやっていた時のエピソード(DVの加害者への対応を誤り、被害者死亡)を通し、ジェシーに関して「中途半端はもうやめろ」とウォルターに忠告する。

ネットでリシンを調達したジェシーは、ナーバスになるウェンディを励ましつつ、車中でギャングが現われるのを待つ。
が、そこへ現れたマイクに阻まれ、車で連れて来られたのはガスの養鶏場。
その事務所に足を踏み入れると、中にはガス、ウォルター、そしてギャングの男2人。
席に着くや否や、ガスから双方に非(軽率なコンボ殺害と縄張り侵害)があったことを考慮して手打ちにするよう迫られると、「話したな」とウォルターに非難の目を向ける。
ガスからウォルターへの敬意で命拾いしたことを暗に示され、ギャングと和解するよう再度迫られるも、「断る」と決死の抵抗。
「連中は11歳のガキを使って人殺しをさせたんだ」と突き付けると、ガスからギャングに「子供は使うな」と命令が下ったため、ギャング2人と不本意な握手を交わす。

未だ脚が動かせないハンクの入院はなお継続中。
その体をかいがいしく拭いてやるマリーだったが、頑なに退院を拒む夫にしびれを切らし、その手を下半身へと移動させていく。
「何も起きないさ」と断言する夫に対し、「もし冬眠から目覚めたらここから出るのよ。希望があることがこれで分かる」と自信を覗かせる。
結果、約束の1分もかからず、退院決定。

養鶏場からの帰りの車中、ウォルターは「時には妥協も必要だ」と説くも、悔しさに満たされたジェシーの心には届かない。
自分の車に乗り換えたジェシーは、すぐさまアンドレアの家に駆け込んで心を落ち着けるが、彼女のもとに1本の電話が。
取り乱すアンドレアとともに公園へ駆けつけると、そこで横たわるのは、トーマスの小さな亡骸。

ラボに姿を見せないジェシーに、ウォルターは何度も連絡を試みるも、聞こえてくるのは留守電の応答メッセージだけ。
それはそれとして家族と夕食をともにしようとするが、耳に飛び込んできたのは、公園で11歳の少年の遺体が発見されたというTVニュース。
予想しなかった事態に、夕食も取らず慌てて家を飛び出す。

夜更け、methに手を付けたジェシーは、ポケットに銃を忍ばせ、通りの向こうにいるギャング2人に向かって歩き始める。
距離は狭まっていき、気付いた2人と銃口を向け合ったその瞬間、見慣れた車がギャングたちを撥ね飛ばす。
車から降りてきたウォルターは、息のある男に先んじて銃を拾い、一発の銃弾でとどめを刺す。
そしてジェシーに向かって一言、「逃げろ」。


【感想】
フォ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━!!!
冗談じゃなく、ワタシ独りで叫んじゃったわよ!
車で突撃ドーーーーーーン!
銃で一撃バーーーーーーン!
ウォルターの超大胆行動に度肝抜かれたわ!!
自分の判断に責任感じてのことなんでしょうね。

「子供は使うな」っていうガスのお達しによって、トーマスはあのギャングにとってお荷物になっちゃったのね。
それも、リスクのあるお荷物 に。
そりゃあ殺しちゃうのが一番手っ取り早いわよね…。
冷静に考えてみればそうなんだけど、気付かなかったジェシーの後悔ははかり知れないわ。

ハンクとマリーの下ネタに笑っちゃったわw
(陽気な気分も終盤の衝撃展開で吹っ飛んじゃったけど)
ハンクは脚が動かないっていうから、そっちも不能 になっちゃったのかと心配してたけど、なぁ~んだ、元気じゃないの!w
何でもリハビリと思って一生懸命励むのよ!(*´д`*)

今回はまたガスの怖い一面が戻ってきたわね。
ジェシーに和解を迫った時の、有無を言わさぬ迫力!ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
ところで、ガスは手下のギャングがどういう行動に出るかは 想定内 だったのかしら…??

そして、今回目立ったのはマイクよね。
ガスの部下だってことが明言されたし、昔警官だったってことも驚き。
もっと寡黙なのかと思ったら、聞いてもいないエピソード をベラベラしゃべりだしたりして、意外と饒舌っていう…w

さあ、次回の第13話が シーズンフィナーレ ね!
今回が「Half Measures」で、次回が「Full Measure」。
どんな結末が待ってるのかしら??

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コメント

  1. リタミツコ | R3CmE9q6

    S3Ep12観ました!

    そうか~、総エピソード数を失念してましたけど、今回がシーズン3のトリ前エピだったんですね。
    病気で死の淵を覗き、怖いものなしのウォルターならではの、ドーン&バーンでしたね!

    私は単純なので、両者が養鶏場で手打ちした時点で「この問題は終わりね」と思っていたんですが…。
    トーマス抹殺という展開になるとは、思いもよりませんでした。
    トーマスのような子供は、アメリカのギャング犯罪の現場に実際存在しているんでしょうか。
    現実にもあるんだと思うと暗澹たる気持ちになりますね。

    >ところで、ガスは手下のギャングがどういう行動に出るかは 想定内 だったのかしら…??
    そうだとしたら、ますますガスの恐ろしさが際立ちます。
    低い声でジェシーに語りかけるシーンは、“どならないほうが怖い”演技のお手本のようでした。
    あのシーンのガスは、ウォルターへの敬意をはっきり口に出していましたね。
    それだけ信頼されているのに、ウォルターったら、ドーン&バーンを!!@ガクブル

    マイクの1人語りは、意外に長かったですね。
    「ジェシーは始末したほうがいい」という説得だったら、もっと短い言い方もあったと思うんですが。
    “俺もモノローグ演技できるんだぞ!”というデモンストレーションか?www

    ハンクとマリーの“賭け”は、今回唯一笑える場面でした。
    マリーのしてやったりという表情がおかしかったです。女は強し。

    最後、殺しに向かう勢いをつけるため…なんでしょうが、またまたジェシーがメス使用に戻っていたのが気になりました。
    冒頭でウェンディの“ジャンキーの日常”を延々映していたシーンもそうですが、泥沼から抜け出せないジャンキーの姿がこの作品では度々描かれていて、見るたびに一種独特の息苦しさを覚えます。
    こういうリアルなドラマのほうが「ダメ、絶対!」なんていう広報より、説得力ありますね。

    次回の邦題は「向けられた銃口」。誰が、誰に?!!すごーーく気になります。

    ( 15:58 [Edit] )

  2. Ricky247 | -

    リタミツコ さん

    > そうか~、総エピソード数を失念してましたけど、今回がシーズン3のトリ前エピだったんですね。
    > 病気で死の淵を覗き、怖いものなしのウォルターならではの、ドーン&バーンでしたね!

    ウォルターったら、「お前も私も人は殺せない」とか言ってるそばからw
    ドーーーンからバーーーンまで、まったく躊躇してない感じがすごいわ!w
    ずいぶんと成長(?)したものね!

    > 私は単純なので、両者が養鶏場で手打ちした時点で「この問題は終わりね」と思っていたんですが…。
    > トーマス抹殺という展開になるとは、思いもよりませんでした。
    > トーマスのような子供は、アメリカのギャング犯罪の現場に実際存在しているんでしょうか。
    > 現実にもあるんだと思うと暗澹たる気持ちになりますね。

    ワタシもあんな展開まったく予想してなかったわ。
    ワタシもリタミツコさんも単純……いいえ、純粋ってことにしときましょ!w
    せいぜい、腹の虫の治まらないジェシーがもう一悶着起こすくらいかと思ってたけど、ギャングの思考は恐ろしいわ…。

    > >ところで、ガスは手下のギャングがどういう行動に出るかは 想定内 だったのかしら…??
    > そうだとしたら、ますますガスの恐ろしさが際立ちます。
    > 低い声でジェシーに語りかけるシーンは、“どならないほうが怖い”演技のお手本のようでした。
    > あのシーンのガスは、ウォルターへの敬意をはっきり口に出していましたね。
    > それだけ信頼されているのに、ウォルターったら、ドーン&バーンを!!@ガクブル

    ワタシの第6感では、ガスも想定外っていう感じがするわ。
    これ以上の内輪揉めみたいなことは避けたいと思うのよね。
    ウォルターへの敬意もあるし。
    でも、これでガスとウォルターの関係も否応なしに変わってきちゃうわね…。

    > マイクの1人語りは、意外に長かったですね。
    > 「ジェシーは始末したほうがいい」という説得だったら、もっと短い言い方もあったと思うんですが。
    > “俺もモノローグ演技できるんだぞ!”というデモンストレーションか?www

    マイクっていうキャラクターを肉付けするような1人語りだったわね。
    警官だった彼が、どうやって今の裏稼業に身を落としたかっていう。
    ってことは、今後もっと重要な役どころになっていくのかしら。
    あのシーンはマイク役のジョナサン・バンクスもお気に入りみたいねw

    > ハンクとマリーの“賭け”は、今回唯一笑える場面でした。
    > マリーのしてやったりという表情がおかしかったです。女は強し。

    あのパートだけ、流れてる時間が違うっていうか、ピンク色の別世界って感じだったわねw
    ドヤ顔とバツの悪そうな顔の対比も可笑しかったわw
    ハンクとマリーは、あの事件をきっかけにずいぶん絆が深まった感じね。
    それ以前は、子供もいない夫婦だし、淡白っていうかちょっと冷めかけてるような印象だったんだけど。

    > 最後、殺しに向かう勢いをつけるため…なんでしょうが、またまたジェシーがメス使用に戻っていたのが気になりました。
    > 冒頭でウェンディの“ジャンキーの日常”を延々映していたシーンもそうですが、泥沼から抜け出せないジャンキーの姿がこの作品では度々描かれていて、見るたびに一種独特の息苦しさを覚えます。
    > こういうリアルなドラマのほうが「ダメ、絶対!」なんていう広報より、説得力ありますね。

    「せっかくここまでクスリを断ってたのに、ジェシーのバカ!」ってどやしつけたい気持ちと、「あんなことがあったら、そりゃクスリに逃げたくなるわよね…」って慰めてあげたい気持ち、どっちもあるわ。
    ウェンディの荒みっぷりには、思わず目を背けたくなっちゃうけど、これこそウォルターたちのやってることの結果なのよね…。
    ついつい忘れがちになっちゃうけど。

    > 次回の邦題は「向けられた銃口」。誰が、誰に?!!すごーーく気になります。

    どうか死人が出ませんように…(T人T) ナムナム

    ( 21:44 )

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